ol-gsi-vt

@cieloazul310/ol-gsi-vt は、国土地理院が提供するベクトルタイルを OpenLayers で設定不要で手軽に表示するためのパッケージです。ベクトルタイル、最適化ベクトルタイルのそれぞれに通常、淡色の2種類ずつ、計4種類のプリセットレイヤを搭載しています。

GitHub リポジトリ
https://github.com/cieloazul310/ol-gsi-vt

ol-gsi-vt Composer
https://ol-gsi-vt.vercel.app

機能

  • 2種類のベクトルタイルに対応
  • 設定不要で使用可能
  • テーマによる配色、タイポグラフィの編集
  • TypeScriptによる型安全性

インストール

既存の OpenLayers プロジェクトにインストールする方法

npm install @cieloazul310/ol-gsi-vt

npm や yarn で既存の OpenLayers プロジェクトや create-ol-app などで新規作成したプロジェクトにインストールする方法です。

https://openlayers.org/doc/quickstart.html

テンプレートを利用する方法

また、@cieloazul310/ol-gsi-vt パッケージを利用したテンプレートを用意しています。テンプレートを下記コマンドでクローンすることで、設定不要でパッケージを利用することができます。

git clone git@github.com:cieloazul310/ol-gsi-vt-template.git --depth=1

https://github.com/cieloazul310/ol-gsi-vt-template

使い方

import { gsiOptVtLayer } from '@cieloazul310/ol-gsi-vt';

const layer = gsiOptVtLayer();

スタイルの設定なしで国土地理院の最適化ベクトルタイル及びベクトルタイルを利用することができます。

パッケージ

@cieloazul310/ol-gsi-vt

npm version

メインパッケージ。4種類のレイヤと以下の2つのパッケージが含まれます。

@cieloazul310/ol-gsi-vt-style

npm version

最適化ベクトルタイル及びベクトルタイルのプリセットのスタイルを定義したパッケージです。

@cieloazul310/ol-gsi-vt-style-utils

npm version

テーマや型定義、注記の地物コードのフィルタリングなどの関数を搭載したパッケージです。

ベクトルタイルの仕様

地理院地図Vector(仮称)提供実験
https://github.com/gsi-cyberjapan/gsimaps-vector-experiment

最適化ベクトルタイル試験公開
https://github.com/gsi-cyberjapan/optimal_bvmap

国土地理院によるベクトルタイルは提供実験及び試験公開であるため、今後仕様変更や公開終了の可能性があります。留意してください。

ol-gsi-vt