2016年11月01日
浦和レッズが株主構成の変更を発表
1. 経緯
日産自動車株式会社から三菱自動車工業株式会社へ34%の出資があり、JリーグからJリーグクラブライセンス交付規則にある「他クラブの経営等への関与の禁止」に抵触するおそれがあるとの指摘がありました。これを受けて、三菱自動車が保有する浦和レッズの株式を三菱自動車と三菱重工業株式会社との共同出資の新会社に譲渡したい旨、要請があり、浦和レッズは、本日11月1日の取締役会において株主構成の変更について承認をいたしました。またJリーグからも承認を得ております。
2. 今後
これにより、浦和レッズは、これまで支援いただいていた三菱自動車に加えて、三菱重工からもこれまで以上に強力な支援をいただくことから、浦和レッズの経営が一層盤石な体制となります。
さらに、選手や練習環境整備への投資を含むチーム強化、および自己資本の充実や基幹システム構築など経営基盤を強化するため、第三者割当方式による増資も検討しております。3. その他(参考)
2社による新会社の浦和レッズ株式取得の割合
浦和レッズ株式全体の50.6%
(内訳 三菱重工 30.8% 三菱自動車 19.8%)
浦和レッズの筆頭株主の三菱自動車が、横浜F・マリノスの親会社である日産自動車と資本業務提携して傘下に入ることを受け、Jリーグは9日に東京都内のJFAハウスで臨時理事会を開催。現状のままでは一つのオーナー(日産自動車)が二つのクラブ(浦和、横浜FM)を実質支配下に置く「クロスオーナーシップ」を禁止するJリーグ規約に抵触する可能性が高いことが確認された。
日産自動車は横浜FMの株を75パーセント保有し、三菱自動車の株の34パーセントを取得して傘下に収める。その三菱自動車は浦和レッズの約51パーセントの株を持っているため、このままでは浦和が日産自動車の「子会社」か「関連会社」と見なされて規約に反する恐れがある。
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