ツエーゲン金沢が2021年度決算を発表

ツエーゲン金沢を運営する株式会社石川ツエーゲンは2022年4月28日、2021年度の決算を発表しました。

2021年度経営情報開示のお知らせ (2022年4月28日)

主なトピック

営業収入が過去最高を更新
収支の改善

主な指標

項目	数値	前年比
営業収入	7.61億円	0.96億円
営業費用	7.59億円	0.49億円
営業利益	0.02億円	0.47億円
経常利益	0.04億円	0.30億円
当期純利益	0.02億円	0.29億円
純資産	0.64億円	0.02億円

損益計算書 (抜粋)

(単位: 百万円)	営業収入	営業費用	営業利益	経常利益	当期純利益
2019決算	760	755	5	4	2
2020決算	665	710	-45	-26	-27
2021決算	761	759	2	4	2
前年比	96	49	47	30	29

貸借対照表純資産の部

(単位: 百万円)	純資産	資本金	利益剰余金	(当期純利益)
2019決算	90	150	-60	2
2020決算	62	150	-88	-27
2021決算	64	150	-86	2
前年比	2	0	2	29

1. 営業収入が過去最高を更新

2021年度決算の営業収入は7.61億円。コロナ禍以前である2019年度の営業収入7.60億円を僅かに超えて過去最高売上を更新しています。入場料収入は2019年度と比べ2500万円ほどの開きがあるものの、スポンサー収入の回復やその他収入の増加もあり、クラブの経営規模をコロナ禍以前の水準まで立て直すことができています。

2. 収支の改善

2020年度決算では2700万円の当期純損失を計上していますが、他のクラブに比べるとコロナ禍の影響は比較的小さかったと言えます。そのため、2021年度決算では当期純利益200万円を計上するなど、1年で均衡した収支に戻すことに成功しています。

ツエーゲン金沢の2021年シーズンの成績はJ2で17位。降格圏内の19位との勝ち点差は3でした。J3への降格枠が4ある異例のシーズンでしたが、均衡した収支を実現しながらJ2残留に成功しています。

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