2022年05月19日
Jクラブ経営情報に関する記事の収集を始めます
Jクラブの経営に関するプレスリリースや報道の収集を開始します。
Jクラブが過去に発表し た決算概要や、増資、減資などの資本政策は後から情報が把握しづらいという難点があります。というのも、Jクラブの過去のプレスリリースは、クラブ公式サイトのリニューアルなどによって見られなくなることがしばしばあります。ネットニュースも同様に散逸しがちです。
ここでは経営情報のアーカイブ化を目的とします。Jクラブの過去10年間の経営に関する情報を調べたいと思ったときに、時系列でいつ何が起きたか、どのように報道されたか、ということを簡単に把握できるようにしたいです。
速報性は重視せず、過去の経営関連のニュースについても遡って更新していこうと思います。
収集するもの
- Jクラブの決算や予算に関するプレスリリース、報道
- J クラブの資本政策に関するプレスリリース、報道
- Jリーグの配分金に関するプレスリリース、報道
- Jリーグクラブライセンス制度の財務基準に関するプレスリリース、報道
収集しないもの
- 選手・監督の契約更改や移籍金に関するプレスリリース、報道
- Jクラブのスポンサー契約に関するプレスリリース、報道
- Jリーグのスポンサー契約に関するプレスリリース、報道
- 公益財団法人日本プロサッカーリーグほかJリーグ関連会社の経営に関するプレスリリース、報道
方針
- 経営についての批評をしない
- Jリーグの規約・規程や会社法に準拠する
- 数字に基づいた推察は行う
- 一次ソースを明示する
1. 経営についての批評をしない
収集の目的はアーカイブ化です。過去を振り返ったときにいつ何があったかを把握できるようにすることを主眼としているので、経営情報について批評はしません。
Jクラブにはクラブ毎に異なる経営哲学が存在します。
このクラブの経営はどうすべきである、ああすべきであった、ということを考えるのは各クラブのファンやステークホルダーであるべきなので、この場で一律に評することは不適当だと考えます。
また、自己資本比率や流動比率など財務諸表を基にした分析や、資金繰り、キャッシュ・フローに関する考察はしません。資金面に関してはなるべく報道や会見の内容を参照するだけに留めます。
2. Jリーグの規約・規程や会社法に準拠する
Jリーグの規約・規程やJリーグクラブライセンス制度関連規程に抵触しないことは、各Jクラブの最低限の行動指針となります。
したがって、経営情報に関する分析や批評はしませんが、「○○までに債務超過を解消しなければならない」といったクラブライセンス制度を満たすための条件は記述していきます。
3. 数字に基づいた推察は行う
Jクラブは全ての経営情報を開示するとは限りません。クラブからの発表がなかったとしても、増資や減資などの資本政策を実施している場合があります。クラブからの発表がなくても、Jリーグが毎年発表する経営情報には数字の変化が表れるので、その数字に基づいて年度内にどのような資本政策を実施したか、という推察は行います。
4. 一次ソースを明示する
クラブからのプレスリリースや報道に関しては、一次ソース(URL)を明記した上で、著作権法第32条に定められた正当な範囲内での引用を行います。
見出しなどで感情を煽るような強い表現を使うのは極力避けながら、経営情報や規約・規程の理解を深められるように、数字に基づいて淡々と更新していきたいです。