2023年04月25日
FC今治が2022年度決算を発表
FC今治を運営する株式会社今治.夢スポーツは2023年4月25日、2022年度決算を発表しました。
主な指標
項目 | 数値 | 前年比 |
---|---|---|
純売上高(営業収入) | 10.45億円 | 1.28億円 |
営業利益 | ▲0.43億円 | 0.27億円 |
経常利益 | 0.10億円 | 0.07億円 |
当期純利益 | 0.07億円 | 0.05億円 |
純資産(推定) | 17.54億円 | 2.79億円 |
FC今治の2022年度の営業収入は10.45億円。前年比1.28億円増でクラブ創設以来初の10億円を超える営業収入を達成しています。当期純利益は0.07億円。前期に引き続き均衡した収支を達成しています。
損益の推移は下記のとおりであります。
純売上高が昨期対比114%と増加し、創業以来初の10 億円を超えたものの、トップチームを中心とした選手、スタッフの人件費の増加、遠征費などの旅費交通費の増加などが主な原因となり、販管費及び一般管理費が昨期対比117%と増加しました。
営業外収益が昨期対比263%と増加した結果、今期は996万円の経常利益、696万円の当期純利益となり、4期連続の黒字を達成することができました。
当社の収入の柱であるパートナー収入に関しては、今期もパートナー数及びパートナー料共に増加し、昨期の5億5000万円から6億1600万円と約6600万円増となりました。新たな出会い、ご縁に恵まれた1年となりました。
また入場料収入に関しても、入場者制限の緩和により来場者数が増え、昨期の1900万円から3300万円と大幅増となりました。商品売上高に関しても、通常のグッズの売上に加え、今治里山スタジアムに設置する"里山プレート"の販売を開始したため、昨期の2800万円から大幅増の6000万円となりました。
貸借対照表は非公表ですが、年度内に総額2.72億円の第三者割当増資を実施していることから、2022年度決算の純資産額は前年比2.79億円増の17.54億円と推定します。
今治里山スタジアム建設のための追加資金調達及び運営基盤強化を目的として、2022年4月11日に1社を引受先とする1500万円、2022年9月30日に19社/名を引受先とする総額2億5755万円の第三者割当増資等を実施しました。この結果今期時点の株主は67社/名となりました。
なお増資による資産の部の増加分は通常流 動資産に計上されますが、FC今治の場合はその大部分が子会社の株式会社今治.夢ビレッジへの出資に充てられるため固定資産等(Jリーグ分類)に計上されます。子会社の株式会社今治.夢ビレッジは今治里山スタジアムの建設、所有、運営、維持管理を担っています。
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