2023年04月25日
ロアッソ熊本が2022年度決算を発表
ロアッソ熊本を運営する株式会社アスリートクラブ熊本は2023年4月25日、2022年度決算を発表しました。
主な指標
項目 | 数値 | 前年比 |
---|---|---|
営業収入 | 9.78億円 | 4.28億円 |
営業費用 | 8.84億円 | 2.97億円 |
営業利益 | 0.93億円 | 1.30億円 |
経常利益 | 1.00億円 | 1.35億円 |
当期純利益 | 0.80億円 | 1.17億円 |
純資産 | 1.41億円 | 1.10億円 |
ロアッソ熊本の2022年度の営業収入は9.78億円。前年比4億円以上の増収により、過去最高の営業収入を達成しています。その要因としては何よりトップチームの好成績が挙げられるでしょう。J2昇格に伴う配分金の増加のほか、J1参入プレーオフでホームゲームを2試合開催したことから入場料収入も大幅に増加。入場料収入は前年比プラス1.04億円過去最高の1.57億円を計上しています。
2022年度営業収入は9億7,766万円、営業費用は8億8,416万円、営業利益9,349万円、当期純利益として8,008万円計上しました。
4シーズンぶりのJ2リーグ復帰を果たした2022シーズンでしたが、大木武監督就任3年目の集大成としてのチーム力でリーグ戦を闘い、クラブ創立以来最高順位の4位で終え、初のJ1参入プレーオフに進出しました。
チームの成績に比例し、ファン・サポーターの期待値も上昇していき、シーズンに加えてJ1参入プレーオフ2戦をホームゲームで闘えたこともあり、広告料収入やチケット・グッズ収入等も増加傾向となり、営業収入もクラブ設立以来の最高収入を残し、利益も同様に最高利益を残すことができました。
8009万円の当期純利益により、2022年度決算の純資産額は1.41億円となりました。こちらもコロナ禍以前の水準を上回り過去最高を更新しています。
決算で入場料収入は1億5695万円と、3倍近く伸びた。リーグ最終戦の横浜FC戦で2万人超を集め、J1昇格プレーオフのホーム開催2試合の売り上げが大きく押し上げた。レギュラーシーズン21試合の1試合平均入場者数は700人増の4039人。
広告協賛収入は26・3%増の4億290万円。新規に47社のスポンサーを獲得し、46社が増額した。リーグ配分金はJ2昇格に伴い、5倍超の1億6901万円に増加。選手移籍金など「その他収入」が80・9%増の1億5034万円と、増収に貢献した。
23年シーズンはJリーグの配分金が減額されるものの、広告協賛料などを増やし、10億1800万円の予算を編成した。
報道によると2023年度の予算を10億1800万円と設定しているようです。
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