2023年07月15日
サンフレッチェ広島の第三者割当増資についての続報
サンフレッチェ広島を運営する株式会社サンフレッチェ広島が18億7千万円規模の第三者割当増資を実施することが2023年7月15日付の中国新聞で報じられてい ます。2023年5月には、広島が2023年度決算で債務超過に陥る可能性と、債務超過回避のための増資の打診を株主に行っていることが報じられていました。
J1サンフレッチェ広島は14日、オンラインで取締役会を開き、18億7千万円規模の第三者割当増資を実施する方針を決めた。
引用はYahoo!ニュースより
サンフレ増資、18億7000万円規模 増資後の資本金は21億円に、27日臨時株主総会 (2023年7月15日)
サンフレッチェ広島は2022年度決算で5億5900万円の当期純損失を計上し、純資産額は2億1100万円となっていました。
また報道によると2023年度は2024年開業予定の新スタジアムへの投資などにより5億円程度の赤字を見込んでいるようです。株式会社サンフレッチェ広島は2023年2月に広島サッカースタジアムの指定管理者に選定されています。市への提案資料にはサッカーミュージアムやスタジアムショップの設置、センサリールームの整備などが多機能化施設設置運営事業として盛り込まれています。
サンフレッチェ広島、広島サッカースタジアム指定管理者候補者選定のお知らせ (2023年2月8日)
(令和4年度)都市整備局所管の公募施設に係る指定管理者候補者の選定結果について (2023年2月8日)
5月の時点では増資の規模は4億円以上と報じられていましたが、今回の報道でその額が18億7千万円であることが明らかになりました。
新株の募集対象は既存の株主で、1株当たり3千円で約62万6千株を発行。増資後の資本金は2億2千万円から21億円となり、累積損失の解消のために99%減資をした2012年以前の規模に戻す。
引用はYahoo!ニュースより
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