2023年12月15日
テゲバジャーロ宮崎がオーナー変更を発表
テゲバジャーロ宮崎を運営する株式会社テゲバジャーロ宮崎は2023年12月15日、株式会社宮交シティが株式譲渡によりテゲバジャーロ宮崎の発行する全株式を取得しオーナーシップを取得したことを発表しました。株式会社宮交シティはいちご株式会社の100%子会社です。
それまでテゲバジャーロの全株式を保有し、J3基準を満たすユニリーバスタジアム新富を約10億円で建設して新富町に寄付した株式会社エモテントは経営から手をひくことになります。
このたび、J3クラブ「テゲバジャーロ宮崎」を保有する株式会社テゲバジャーロ宮崎が発行する全株式について、いちご株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:長谷川拓磨)の子会社である株式会社宮交シティ(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役会長兼社長:石原実)が株式会社エモテント(本社:福岡県福岡市 代表取締役社長:小林稔)から2023年12月13日付で譲り受けましたので、お知らせいたします。なお、本株式譲渡は、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の承認を受けております。
当社 100%⼦会社の株式会社宮交シティは、公益社団法⼈⽇本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のJ3に属するクラブチームである「テゲバジャーロ宮崎」を保有し、同クラブの運営を⾏っている株式会社テゲバジャーロ宮崎の全株式を2023年12⽉13⽇付で取得し、オーナーシップを取得いたしました。
ユニリーバスタジアムの指定管理も
宮交シティはテゲバジャーロの経営権の取得と同時に、ユニリーバスタジアム新富の指定管理業務を行う株式会社ライチパークの全株式を取得したことも発表しています。
また、当社は、テゲバジャーロ宮崎がホームスタジアムとしている「ユニリーバスタジアム新富」の指定管理業務を宮崎県新富町より受託している株式会社ライチパークの全株式も同⽇に取得しております。
増資による「オール宮崎体制」の構築へ
いちごによるプレスリリースによると、今後はいちごが経営権を保持しながらも宮崎県内の自治体や財界を中心に新たな出資者を募り、「オール宮崎体制」を構築する考えが表明されています。
このような取り組みを推進していく中で、いちごが重要と考えている事項は、資本政策です。いちごグループは、実質的な責任企業として永年経営してまいりますが、テゲバジャーロ宮崎が真に「地域のスポーツクラブ」として愛されるための株主構成を整えたいと考えております。「オール宮崎体制」へ移⾏し、宮崎の⾏政や財界の中⼼を構成する⾏政・企業群の持ち合いとすべく、具体的には、ホームタウン⾃治体と地元で事業活動を⾏う有⼒企業に増資等を引き受けていただき、地域のクラブとしての実質を備え、加わった株主の皆様にも精⼀杯応援をいただき、宮崎の皆様の夢、⽬標を実現したいと考えております。