ジュビロ磐田2023年度決算の報道

2024年04月27日

ジュビロ磐田2023年度決算の報道

ジュビロ磐田を運営する株式会社ジュビロが2024年4月27日に2023年度決算(自2023年2月1日、至2024年1月31日)を発表したことを各メディアが報じています。

ジュビロ磐田2期連続黒字 補強禁止処分で強化費縮小 入場料やスポンサー収入増加 (2024年4月27日)
www.shizuoka-life.jp
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主な指標

項目数値前年比
売上高(営業収入)42億5300万円2億1600万円
当期純利益4億6100万円1億3400万円
純資産(推定)7億2900万円4億6100万円

報道によると、ジュビロ磐田の2023年度の売上高は42億5300万円。前期比で10億2100万円の増収、前期(2022年度)は決算期の変更により10ヶ月間となっているため、同期間比(12ヶ月間)では2億1600万円の増収となっています。

増収の内訳は不明ですが、J2降格によるJリーグ配分金約2億円の減額を、スポンサー収入や入場料収入など他の部門の増収が上回ったことは注目に値します。

サッカーJ1ジュビロ磐田の2023年度の決算が発表され、2期連続の黒字となった。純利益は4億6100万円で、前年同期間比で1億3400万円増加。J2降格でJリーグの配分金が減少した一方、入場料やスポンサーによる収入が増えた。

ジュビロ磐田2期連続黒字 補強禁止処分で強化費縮小 入場料やスポンサー収入増加

費用面ではFIFAから下された2023年の新規選手登録の禁止処分の影響により、強化費が減額しています。その結果営業利益5億1900万円、純利益4億6100万円を計上しています。

FIFAによる制裁の内容

ジュビロ磐田に対するスポーツ制裁として、今後2回の登録期間(2023年第1および第2登録期間)における新規選手登録の禁止処分。
※トップチームを含め、全ての年齢カテゴリーの男子のチームが対象。ただし、当クラブの選手の登録区分変更(例:ユースチームからトップチームへの昇格)、期限付移籍中の選手が移籍期間満了に伴いクラブに復帰する場合等は、スポーツ制裁の対象外。
※U-18、U-15、ジュビロSS、サッカースクールにおいて、2023年度に当クラブに新規入団する新高校1年生、新中学1年生、新小学5年生および新小学6年生は、2023年1月から2023年12月までの間、日本サッカー協会(JFA)への登録が必要となる大会・活動への参加が認められない(ただし、2022年に当クラブで登録済の選手は除く)このサーキュラー発行時点より有効となることとして、クラブの選手育成を妨げないよう、15歳までの選手をユースチームへ登録することを許容する。(2023年4月発表の解釈変更)

ファビアン ゴンザレス選手に関する国際サッカー連盟(FIFA)決定およびスポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴のお知らせ (2022年10月19日)
www.jubilo-iwata.co.jp

2023年度決算の純資産額は7億2800万円。2021年度決算において2200万円の債務超過となっていましたが、2年間の合計7億5100万円の純利益によって純資産額を大きく回復しています。

2024年度の予算は売上高45億9000万円、純利益5500万円と計画しているようです。

ジュビロは今期、売上高45億9000万円、純利益5500万円を掲げている。チームの成績が上向けば、クラブ経営の面でも好影響が期待される。

ジュビロ磐田2期連続黒字 補強禁止処分で強化費縮小 入場料やスポンサー収入増加

リンク

報道

ジュビロ磐田2期連続黒字 補強禁止処分で強化費縮小 入場料やスポンサー収入増加 (2024年4月27日)
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ジュビロ磐田 24年1月期決算 2期連続黒字 売上高は直近10年で最高 (2024年4月27日)
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ジュビロ磐田2023年度決算の報道

日付: 2024年04月27日

最終更新日: 2024年05月03日

クラブ: 磐田

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