2024年04月23日
清水エスパルスが2023年度決算を発表
清水エスパルスを運営する株式会社エスパルスは2024年4月23日、2023年度決算(自2023年2月1日、至2024年1月31日)を発表しました。
主な指標
項目 | 数値 | 前年比 |
---|---|---|
売上高(営業収入) | 51億0200万円 | 1500万円 |
営業利益 | 6100万円 | 1800万円 |
経常利益 | 7500万円 | 0 |
当期純利益 | 7500万円 | 6300万円 |
純資産額 | 1億6200万円 | 7500万円 |
今回発表されたのは損益計算書と貸借対照表です。
清水エスパルスの2023年度の売上高は51億0200万円。J2降格1年目となったシーズンにも関わらずクラブ史上最高の売上高を更新しています。売上高の内訳は公開されていませんが、報道によるとホームゲーム数の増加による入場者数の増加、移籍金収入などの影響が要因となっているようです。
山室晋也 社長はホームゲームが増え入場者数が13年ぶりに30万人を超えたことに加え、物販の売り上げ増加や選手の移籍金収入などが影響したと見ています。
2023年シーズンの主催試合の来場者数は、歴代3番目に多い33万9699人。2010年シーズン以来、13年ぶりに30万人を上回った。興行収入は過去最高の8億3500万円。前期から15.5%も伸びている。広告収入は前期から3.5%減って29億1000万円。具体的な金額は明らかにされていないが、鈴与グループから手厚い支援を受けている。強化費は2.6%減の29億300万円だった。
2023年度決算の当期純利益は7500万円。純資産額は1億6200万円。
2017年度以来6期ぶりに純資産額が1億円を超えています。ただし事業規模に対してやや小さい純資産額であるため、今後も黒字決算を継続して純資産を厚くしていく方針になると考えられます。
エスパルスは今期の事業計画で売上高49億1500万円、興行収入6億6000万円を掲げている。昨シーズンよりもJ2のチーム数が2チーム減ったことや、カップ戦の主催試合が減ることで、2023年度よりも売上が落ちるとみている。強化費も3億2000万円減り、26億100万円としている。
報道によると、2024年度は売上高49億1500万円、強化費は前年比3億2000万円減という予算を設定しているようです。