松本山雅FCが2023年度決算を発表

松本山雅FCを運営する株式会社松本山雅は2024年4月25日、2023年度決算(自2023年2月1日、至2024年1月31日)を発表しました。

主な指標

今回発表されたのは損益計算書と貸借対照表です。

松本山雅の2023年度の売上高は14億5700万円。前年比5000万円減となりました。これは均等配分金と降格救済配分金の減額によるものだと考えられます。

一方で費用は微増したため2億0500万円の純損失を計上しています。
松本山雅は2012年のJリーグ参入以降10年間赤字出していませんでしたが、J3降格以降の2期で合計3億円を越える損失を計上することとなりました。とはいえ、後述するように純資産額には比較的余裕があるため、今までの貯金を強化費に投入し早期のJ2昇格を目指した判断は尊重されるべきでしょう。

2023年度決算の純資産額は5億4600万円。2015年のJ1昇格以降、5億円を越す純資産額を維持しています。
なお年度内に300万円の増資を実施していることが貸借対照表から判明しています。詳細は不明ですが、松本山雅は2016年度以降、300万円〜600万円程度の少額の増資を5回実施しています。

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