2024年07月26日
福島ユナイテッドFCが第三者割当増資の実施を発表
福島ユナイテッドFCを運営する株式会社AC福島ユナイテッドは2024年7月27日、神保吉寿氏を引受先とする1億円の第三者割当増資の実施を発表しました。この増資は2024年4月に発表していた年度内の増資の第2弾に当たり、更に第3弾に当たる1億5000万円規模の増資の予定を新たに発表しました。
本日、臨時株主総会を実施し、4月2日の臨時株主総会において、決議されていた増資(1億円)の引受先が東証プライム上場企業の創業者である神保 吉寿 氏に引き受けていただくことになりました。同氏の父方の実家が伊達市であり、当クラブのホームタウンにゆかりのある方となります。
なお、今回の増資については8月1日にJリーグに承認いただき正式決定されます。
さらに、今年度において今後追加する予定の1.5億円の増資についても、本総会にて決議されましたことをお知らせいたします。
また、総会後にメディアブリーフィングを開き、資本強化による経営基盤の安定化および新プロジェクト(スポーツ経済都市構想)について、CEOの小山より説明いたしました。
株式譲渡の詳細
福島ユナイテッドFCは2024年4月に運営体制を変更しています。それまでの運営母体であった東洋ワークグループを離れ、寺部達朗氏が筆頭株主兼オーナーとなり、また新たに資本参画したスポーツX株式会社が実質的な運営を担う体制となりました。
当時の報道によると、年度内に2度の増資を実施する予定となっていました。新オーナーである寺部達朗氏を引受先とする1度目の増資は既に実施済みであり、今回の神保吉寿氏を引受先とする増資は2度目の増資に当たります。
2度の増資を行う方針も発表し、1度目は就任直後に寺部氏から1億円、2度目は12月末までをめどに約1億円(内容は取締役に委任)の計2億円で、J2昇格に向けた財務基盤の確立を行う。
そして新たに年度内3度目の増資が臨時株主総会で決議されたことが発表されています。3度の増資の総額は3億5000万円。福島ユナイテッドFCの2023年度決算における純資産額は700万円と債務超過寸前であったため、3度の増資によって財政基盤が大幅に強化されることになります。
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