2024年12月20日
ザスパ群馬が第三者割当増資の実施を発表
ザスパ群馬を運営する株式会社ザスパは2024年12月20日、株式会社カインズによる第三者割当増資の実施を発表した。今回の増資によりクラブの筆頭株主5社のうちの1社(2020年12月時点)であったカインズが単独の筆頭株主となった。
株式会社ザスパ(本社:群馬県前橋市、代表取締役社長:赤堀 洋 以下、ザスパ)は株式会社カインズ(本部:埼玉県本庄市、代表取締役社長 CEO:高家 正行 以下、カインズ)に対して第三者割当増資を行い、カインズがザスパの単独筆頭株主となりましたので、お知らせいたします。また、カインズ代表取締役社長 CEO の高家氏がザスパの取締役(非常勤)に就任する予定(※2025年4月に開催予定の定時株主総会にて)となりますので、併せてお知らせいたします。
増資の内容
報道によると今回の増資による新規発行株式は5,000株。出資額は非公表。
増資後のカインズの持ち株比率は15.2%、カインズ他1社によるベイシアグループ全体の持ち株は17.3%となった。
ホームセンター大手のカインズは20日、サッカーJ2の ザスパ群馬を運営するザスパ(前橋市)の単独筆頭株主になったと発表した。ザスパが実施した第三者割当増資を引き受け、これまでの持ち分と合わせて持ち株比率は15.2%となった。出資額は非公表。ザスパは来季J3に降格するが、財務基盤を強化してチーム再建を支援する。
カインズは11月29日付で新たに5000株を取得した。同社の高家正行社長は2025年4月に開くザスパの定時株主総会で社外取締役に就任する予定。カインズが所属するベイシアグループ全体では、他1社の持ち分と合わせて、出資比率は17.3%となった。
カインズは、2020年12月の第三者割当増資で株式会社ザスパに出資。筆頭株主5社の1社となった。筆頭株主5社は上毛新聞社、エフエム群馬、昭和食品、カーリーグ、カインズ。各社がそれぞれクラブの発行済株式総数の5.6%を保有する体制であった。ただしカインズが属するベイシアグループの他の1社が群馬の株式を保有しており、ベイシアグループ全体の持ち株比率は約8%。
10日、株式会社ザスパと株式カインズの共同記者発表会が開催され、カインズが ザスパに対して増資を行い、筆頭株主5社のうちの1社となったことが発表された。
今年11月にザスパが実施した第三者割当増資を、カインズが引き受けた。ザスパ全体の5.6%に当たる2300株を取得。金額は非公表。ベイシアグループがすでに出資している分と合わせると約8%となる。
筆頭株主5社は、上毛新聞社、エフエム群馬、昭和食品、カーリーグ、カインズ。
カインズは2022年2月、企業版ふるさと納税制度により約15億円で天然芝2面、人工芝1面、フットサルコート3面、クラブハウスを持つ施設を建設し、前橋市に寄贈することを発表。この施設はGCCザスパーク(前橋市ローズタウンサッカー場)として2024年5月に竣工し、ザスパ群馬が10年間の指定管理者に選定されている。
今回の増資によりカインズがザスパ群馬の単独の筆頭株主となった。2020年12月時点の筆頭株主5社の保有株式数は各2300株であったことから、今回新たに5000株を取得したカインズは突出する株主となった。ただし増資後のカインズの保有比率は15.2%、ベイシアグループ全体でも17.3%であり、持分法適用範囲(20%以上)を下回る。
今回の増資による純資産の変動は2024年度決算に反映される。
リンク
公式発表
報道
2020年の増資関連
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