奈良クラブがタイBGグループと資本提携

2025年01月24日

奈良クラブがタイBGグループと資本提携

奈良クラブを運営する株式会社奈良クラブは2025年1月25日、タイに拠点を置くバンコク・グラス(BG)グループと資本提携を行ったことを発表した。BGグループは既存株主からの株式譲渡により奈良クラブの株式を14.98%取得した。

いつも奈良クラブへの応援、ありがとうございます。
このたび奈良クラブは、BGグループとの資本提携にあたり、記者発表会を実施しましたのでお知らせいたします。
BGグループとは昨年よりパートナーシップを開始し、2024シーズンはBGパトゥムユナイテッドからパトリック選手・キアッドティフォーン選手のタイ国籍選手が奈良クラブでプレーしました。今回パートナーシップをさらに進化させ資本提携を開始します。
奈良クラブは策定している中期経営計画において、2030年に営業売上10億、専用スタジアムの建設などを実行していくためにスピードをあげて取り組んでいく必要があり、発展の軸として地域貢献の強化を継続しながらグローバルでの取り組みを拡げていき、奈良や奈良クラブの発展に寄与する仕組みの構築を推進します。
※今回のパートナーシップ提携でBGグループが14.98%の株主となりました。それに伴い、BGスポーツ日本オペレーション担当の猪原尚登氏が社外取締役に就任します。

BGグループとの資本提携について記者発表会を実施

BGグループとの資本提携について記者発表会を実施 (2025年1月24日)
naraclub.jp
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BGグループはタイのグラス製造企業。タイ・リーグ1に所属するBGパトゥム・ユナイテッドFCを傘下に持つ。奈良クラブは2024年8月にBGグループとのパートナー(ユニフォームスポンサー)契約を締結。2025年1月11日には2025シーズンのユニフォームパートナーの更新を発表していた。

奈良クラブ代表取締役社長の濱田満氏のポストによると、BGグループは既存株主からの株式譲渡により発行済み株式の14.98%を9200万円で取得。譲渡元はAmazing Sports Lab Japan(アメージング社)など。譲渡前後の株主構成は不明。

BGグループは今回、奈良クラブの発行済み株式の14・98%を約9200万円で購入した。Jリーグクラブの海外企業資本参加制限の規約は20年に廃止されたため、資本参加が実現。

クラブ活動充実さらに 奈良クラブとタイの企業が資本提携

なお一部報道では「海外企業資本参加制限の規約は20年に廃止されたため、資本参加が実現」とあるが、正確ではない。正しくは2020年に外資が過半数を超える株式の取得、すなわち外資によるJクラブの保有が可能になった。2014年にシティフットボールグループが横浜F・マリノスの少数株主になったように、外資によるJクラブの株式の取得は2020年以前から可能であった。

外資によるJクラブの保有について (2023年11月7日)

リンク

公式発表

BGグループとの資本提携について記者発表会を実施 (2025年1月24日)
naraclub.jp

報道

クラブ活動充実さらに 奈良クラブとタイの企業が資本提携 (2025年1月25日)
www.nara-np.co.jp
サッカーJ3 奈良クラブがタイ企業グループと資本提携 (2025年1月24日)
www3.nhk.or.jp
【奈良】J2昇格目指し新体制を発表 地獄のタイキャンプでは個とチームがレベルアップ (2025年1月25日)
www.nikkansports.com
奈良クラブがタイBGグループと資本提携

日付: 2025年01月24日

最終更新日: 2025年01月26日

クラブ: 奈良

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