2025年04月11日
サンフレッチェ広島2024年度決算発表の報道
サンフレッチェ広島を運営する株式会社サンフレッチェ広島は2025年4月12日、2024年度決算(自2024年2月1日、至2025年1月31日)を報道発表し、その内容を各メディアが報じ ている。
J1サンフレッチェ広島は11日、オンラインで取締役会を開き、2024年度決算(24年2月~25年1月)を承認した。まちなかスタジアムのエディオンピースウイング広島(広島市中区)の開業に伴い、売上高は過去最高だった前年度(41億9800万円)からほぼ倍増の80億3400万円。当期純利益は4億7300万円と3期ぶりの黒字で、クラブ史上最大の黒字幅となった。
今回公表されたのは売上高、営業利益、当期純利益の3項目。
項目 | 数値 | 前年比 |
---|---|---|
売上高(営業収入) | 80億3000万円 | 38億3200万円 |
営業利益 | 5億7000万円 | 13億0600万円 |
当期純利益 | 4億7000万円 | 12億2700万円 |
純資産額(推定) | 18億0000万円 | 4億7000万円 |
リーグ戦平均入場者数 | 25,609人 | 9,482人 |
年間総入場者数 | 554,205人 | 260,102人 |
サンフレッチェ広島の2024年度の売上高は80億3000万円。前年差38億3200万円という驚異的な増収となった。その要因はエディオンピースウイング広島の開業に求められる。
サンフレッチェによりますと売上高はおよそ80億3000万円で前の年の2倍を記録しました。
2023年度の決算で比べると、売上高は浦和レッズのおよそ103億円に次いでJリーグのクラブで2位となります。
営業利益はおよそ5億7000万円、純利益は4億7000万円 あまりでいずれも黒字転換となりました。
新スタジアムとなり入場料収入が去年と比べおよそ3倍となっていることなどが要因としています。
報道によると入場料収入は前年度の約3倍。23年度の入場料収入は6億3100万円であったことから、24年度の入場料収入は約19億円ということになる。23年度の各クラブの入場料収入と比較すると、浦和の21億4500万円に次いで2番目の水準となる。
とはいえ入場料収入の前年差は売上高全体の増収幅の1/3程度。物販収入や指定管理業務関連など他の部門でも大幅な増収を達成している。
当期純利益は4億7000万円と大幅な黒字。過去2期は新スタジアム関連の先行投資などで合計13億円ほどの純損失を計上していたが、3期ぶりの黒字決算となった。
この当期純利益により2024年度決算における純資産額は18億0000万円と推定。23年度に実施した18億7900万円の第三者割当増資により安定した財務基盤が築かれている。
リンク
報道
その他
サンフレッチェ広島の最新の記事
- サンフレッチェ広島2024年度決算発表の報道
2025年04月11日
- サンフレッチェ広島2023年度決算発表の報道
2024年04月10日
- サンフレッチェ広島が株式会社エディオンの子会社に
2023年07月27日
- サンフレッチェ広島の第三者割当増資についての続報
2023年07月15日
- サンフレッチェ広島が第三者割当増資を検討と報道
2023年05月26日