松本山雅FCが2024年度決算を発表

松本山雅FCを運営する株式会社松本山雅は2025年4月23日、2024年度(自2024年2月1日、至2025年1月31日)の決算を発表した。

今回発表されたのは損益計算書及び貸借対照表。Jリーグ発表に基づく内訳は公開されていない。

2024年度決算

松本山雅FCの2024年度の売上高は14億3161万円。前年差2536万円の微減となった。報道によると入場料収入や物販収入が増加したもののスポンサー収入が減少したことにより、J3降格初年度から2期連続で減収となった。しかしながら23年度においてはJ3でトップの売上高であり、24年度においてもおそらく大宮アルディージャに次いで2番目か3番目の売上高になると考えられる。

積極財政により1億9214万円の純損失を計上。3期連続の赤字となったが、J2昇格は果たせなかった。

純資産額は3億5398万円となった。過去の健全経営により純資産額にはまだ余裕があるものの、昨年度同様の積極財政を安易に展開できる水準ではなくなった。

今年度は収支の改善とトップチーム強化の両立を目指す方針。

3期連続の当期純損失を計上することとなりました。ご支援いただいている皆様にご心配をおかけして申し訳ございません。
引き続き「財務状況の改善」と「トップチームの強化」との両立に向けて、最適解を模索しながらクラブの成長を目指してまいります。
同時に、地域に根差したクラブとして、子どもたちの未来や地域の健康に貢献する企業を目指し、引き続き地域の皆様に愛されるクラブを目指してまいります。

第15回定時株主総会開催のご報告

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