2021年11月22日
FC東京が株式会社ミクシィによる第三者割当増資引受(子会社化)を発表
FC東京を運営する東京フットボールクラブ株式会社は2021年11月22日、株式会社ミクシィを割当先とする第三者割当増資の実施を発表しました。今回の増資によって株式会社ミクシィの議決権所有割合は過半数を超える51.3%となり、東京フットボールクラブ株式会社が子会社となりました。
東京フットボールクラブ株式会社は、本日開催の当社取締役会において、第三者割当増資にて発行する株式を株式会社ミクシィに引き受けていただくことを決議しましたのでお知らせいたします。
本件は、2021年11月25日のJリーグ理事会、および2021年12月10日の臨時株主総会での承認を経て正式決定となり、株式発行は2022年2月1日を予定しております。第三者割当増資後の株式会社ミクシィの所有株式数は24,000株(議決権所有割合51.3%)となります。
株式会社ミクシィは、2018年1月にFC東京とスポンサー契約を締結し、同年4月には第三者割当増資によって東京フットボール株式会社の発行済株式総数の4.2%を保有する少数株主となっていました。
3. 引受株式数、取得価格及び取得前後の所有株式の状況
- 異動前の所有株式数: 1,000 株(議決権所有割合 4.2%)
- 引受株式数: 23,000株(議決権の数 23,000個)
- 取得価格: 東京フットボールクラブ株式会社の普通株式 11.5億円
- 異動後の所有株式数: 24,000 株(議決権所有割合 51.3%)
4. 東京フットボールクラブが実施する第三者割当増資の概要
- 発行新株式数: 普通株式23,000 株
- 発行価格: 1 株につき50,000 円
- 発行価格の総額: 11.5億円
- 募集または割当方法: 第三者割当の方法
- 当社の引受株式数: 23,000 株
株式会社ミクシィのプレスリリースによると、今回の第三者割当増資の引受価格は11.5億円です。したがって、今回の増資によって東京フットボールクラブ株式会社の純資産は11.5億円増加することになります。
増資後の株式会社ミクシィの持株比率(議決権所有割合)は51.3%になりました。発行済株式総数の過半数を超えたため、東京フットボールクラブ株式会社は株式会社ミクシィの子会社となりました。
なお発表日は2021年11月と2021年度中であるのに対して、増資の期日は2022年2月1日と2022年度中であるため、今回の増資の内容は2023年発表の2022年度決算に発表されます。