ギラヴァンツ北九州が2021年度決算を発表

ギラヴァンツ北九州を運営する株式会社ギラヴァンツ北九州は2022年4月26日、2021年度の決算を発表しました。

主なトピック

営業費用は売上原価と販売費および一般管理費の合計

(単位: 百万円)	営業収入	営業費用	営業利益	経常利益	当期純利益
2019決算	804	776	28	28	22
2020決算	986	903	83	85	70
2021決算	1094	1062	32	32	27
前年比	108	159	51	53	43

(単位: 百万円)	純資産	資本金	資本剰余金等	利益剰余金	(当期純利益)
2019決算	81	232	0	-150	22
2020決算	154	234	0	-80	70
2021決算	182	31	124	27	27
前年比	28	203	124	107	43

資本金はクラブ発表では30百万円でしたが、2022年5月27日のJリーグ発表に準拠し31百万円にしています。

ギラヴァンツ北九州は2020年度決算において、J2昇格の効果により売上が増加した結果、コロナ禍初年度でありながら過去最高の営業収入を達成しています。

2021年度決算では更に1億円ほど売上を伸ばし、初の営業収入10億円越えを達成しました。しかしながら2020年シーズンの躍進を支えた主力選手の移籍などがあり、2021年シーズンはJ2リーグで21位、J3降格となりました。

(単位: 百万円)	純資産	資本金	資本剰余金等	利益剰余金
2020決算	154	234	0	-80
減資後	154	31	124	0
差分	0	203	124	80

今回発表された2021年度決算の資本金の額は0.31億円でした。2020年度決算では2.34億であったため、年度内に減資を実施したことになります。
減資は資本金の減少分を他の項目に振り替える会計処理であるため、減資の前後で純資産の額は変わりません。

資本金の減少分2.04億円のうち、1.24億円を資本剰余金等に振替し、0.80億円を利益剰余金のマイナス分に補填しています。