北海道コンサドーレ札幌が2022年度決算を発表と報道

北海道コンサドーレ札幌を運営する株式会社コンサドーレが2023年4月28日に2022年度決算を発表したことを各メディアが報じています。

主な指標

北海道コンサドーレ札幌の2022年度の営業収入は36.05億円。前年比2.13億円増でコロナ禍前の2019年度の水準を超え、過去最高の営業収入を更新しています。一方で、その収入は計画を下回る数字であったようで大幅な支出超過となり7.17億円の純損失を計上しています。
2022年度決算の純資産額は報道には掲載されていませんが、年度内に9億円規模の第三者割当増資を実施したことから、前年比1.83億円増の4.18億円と推定しています。

２２年度の売上高は前期比６．３％増の３６億５３４万円。新型コロナによる収容人数の制限などが緩和されたことで、ホームゲームの来場者が増加。興行収入は同４３．２％増と大幅アップ。三上大勝ＧＭ（５１）は「（コロナ禍前の）８割５分ぐらいの回復」と話した。

《コンサドーレ定時株主総会》５年連続赤字に三上ＧＭ「来期以降少しでも赤字を減らしていく」

５年連続の赤字を計上し、当期純損失は７億１７４２万円まで膨れ上がった。コロナ禍でルールが変わったこともあり、Ｊリーグクラブライセンスの発行に影響はないが「来期以降少しでも赤字というものを減らしていく。クラブとしての組織体制を今年度から見直している。事業制を取り、支出のバランスを全ての事業において見ていく」と説明した。

《コンサドーレ定時株主総会》５年連続赤字に三上ＧＭ「来期以降少しでも赤字を減らしていく」

三上大勝代表取締役GM（51）は純損失の増加について「我々の思うように動員が進んでいかなかった。一方でお客さんを入れ込むための支出が予算オーバーしてしまった」と興行面を挙げた。

【札幌】５期連続赤字に三上GM「我々の思うように動員が進んでいかなかった」株主総会

23年度事業収入予算は41億1900万円を見積もっている。

【札幌】５期連続赤字に三上GM「我々の思うように動員が進んでいかなかった」株主総会

貸借対照表 純資産の部 (推定)

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