ベガルタ仙台が2022年度決算を公開

ベガルタ仙台を運営する株式会社ベガルタ仙台は2023年4月25日、公式ホームページを更新し2022年度決算及び2023年度予算を公開しました。ベガルタ仙台の経営情報の発表は例年株主総会と取締役会の日に、プレスリリースの形式ではなく会社概要の更新という形で公開されます。

主な指標

ベガルタ仙台の2022年度の営業収入は26.66億円。J2降格1年目となったシーズンですが前年比5.45億円の増収となりました。増収の要因としては広告協賛収入の大幅な増加が挙げられます。

当期純利益は1億5400万円。2017年度以来5期ぶりの黒字決算を達成しています。昨年4月に発表していた予算では5100万円の黒字計画、昨年10月の中間決算時点では1億800万円の黒字予想であったので、予想を大幅に上回る黒字額となっています。

皆さん、こんにちは。本日、株式会社ベガルタ仙台の代表取締役社長を拝命を致しました。板橋秀樹と申します。よろしくお願い致します。最初に報告事項、２０２２年度の事業報告および決算の説明をさせていただきます。２０２２年度決算の状況は４月５日の決算取締役会後の記者会見で報告した通りでございます。最終的に当期純利益が１億５３６７万円と５期ぶりの黒字となり、第三者割当増資も実施したことにより、純資産は１億８９０２万６０００円となり、債務超過を解消致しました。

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貸借対照表は公開されていませんが、報道によると2022年度決算の純資産額は1.89億円と発表されています。ベガルタ仙台は2020年度決算、2021年度決算において債務超過の状態に陥っていたので、2022年度決算で債務超過の解消を達成しました。

なお債務超過解消は年度内の増資の際に報道されていましたが、Jリーグクラブライセンス制度では期末時点での純資産額を判定対象とするため今回の発表を持って債務超過解消を確定とみなします。

2023年度の予算は営業収入を26.41億円、営業費用を26.12億円と設定しています。

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