2025年04月30日
ブラウブリッツ秋田が2024年度決算を発表
ブラウブリッツ秋田を運営する株式会社ブラウブリッツ秋田は2025年4月30日、2024年度(自2024年2月1日、至2025年1月31日)の決算を発表した。
今回発表されたのは損益計算書及び貸借対照表。
項目 | 数値 | 前年差 |
---|---|---|
売上高 | 10億0700万円 | 1億2700万円 |
営業利益 | ▲8200万円 | 4000万円 |
経常利益 | ▲5400万円 | 3500万円 |
当期純利益 | ▲5700万円 | 3500万円 |
純資産額 | 1200万円 | 5800万円 |
リーグ戦平均入場者数 | 4,128人 | 989人 |
年間総入場者数 | 82,571人 | 16,659人 |
2024年度決算
経営数値に関する分析
2024年度は練習場およびクラブハウス整備の最終年度となり、J1を目指せる環境が整うなか、クラブ経営もJ1を目指せる基盤づくりを目指し、来場者数、ファンの獲得をはじめすべてのセクションで高い目標を定めて臨んだ年となりました。結果、営業収入ははじめて10億円を突破し過去最高の10億700万円(予算比110.3%)となり、15年連続増収となりました。
費用面に置いては、安心安全なホームゲーム運営を行うための警備員やアルバイトの増員をはじめ、昨今の物価高をはじめとした人件費の高騰等で試合運営費においてコストが増加。それと同様の理由でキャンプ費も大幅に増加しました。更には、チームウェアに関するサプライヤー契約金額を3年間に按分した計画を急遽初年度に消化したことや、グッズの在庫の損金処理を行なったことにより、結果として当期純利益は−5,738万円となりました。
ブラウブリッツ秋田の2024 年度の売上高は10億0700万円。前年差1億2700万円の増収となり昨年に引き続き過去最高の売上高を更新している。また予算では売上高の目標を9億1200万円と設定しており、目標を大きく上回る売上高を達成した。増収の主要因はスポンサー収入と移籍金などが含まれるその他収入である。
一方で物価高の影響などからトップチーム運営経費や販売費及び一般管理費が増大。5700万円の純損失を計上し、2期連続の赤字決算となった。
純資産額は1200万円と、債務超過が懸念される水準となった。無論、収支の舵取りができているならば余計な心配をする必要はないが、赤字を厭わずトップチームに投資をする積極財政は不可能である。
2025年度予算
今期の予算と現状について
練習場及びクラブハウスが完成したことで、毎年発生していた選手の移籍に伴う流出の軽減、選手獲得における交渉の優位性などチーム強化に直結することや、スポンサー収入で大幅な増額が見込めるなどポジティブな要素が揃ったシーズンとなります。
広告料収入をはじめとした、入場料収入などの各セクションを前年以上に更なる施策を投じ重点事業として推進して参ります。また、MD事業においては、イオ ンスタイル山王店にオープンすることが出来たオフィシャルファンショップを中心に、ホームゲームでも連動した形で売上を伸ばしていくことを目指し、将来的なアウトソーシングに向けたチャレンジをして参ります。
一方で各重点事業において増加したコストの精査と効率化を図り、試合関連経費においては前年度比-650万円 (昨対比91.7%)程度抑えることを目指します。それを踏まえ、営業収入は前年度実績比109.1%+9,100万円の増収の10億9800万円、当期純利益627万円を目標として参ります。
2025年度の予算では売上高の目標を10億9800万円、当期純利益を627万円に設定。
ブラウブリッツ秋田は、2027年度までに営業収益15億円を目標に活動していきます。
また中期的な目標として2027年度までに売上高15億円の達成を掲げた。
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公式
報道
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