奈良クラブを運営する株式会社奈良クラブは2026年4月18日、2025年度決算(自2025年2月1日、至2026年1月31日)を発表した。
引用終わり出典第8期決算報告について新規タブで開きますこの度株式会社奈良クラブでは、4月18日(土)に定時株主総会を行い、2025年度決算が承認されましたので以下のとおりお知らせいたします。

第8期決算報告について (2026年04月18日)新規タブで開きます
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決算概要
今回発表されたのは損益計算書およびその内訳、純資産額。
| 項目 | 数値 | 前年差 |
|---|---|---|
| 売上高 | 5億0756万円 | +4218万円 |
| 営業利益 | 13万円 | +1914万円 |
| 経常利益 | 458万円 | +1695万円 |
| 当期純利益 | 437万円 | +1693万円 |
| 純資産額 | 956万円 | +437万円 |
| リーグ戦平均入場者数 | 2,239人 | +360人 |
| 年間総入場者数 | 46,246人 | +7,725人 |
売上高は5億0756万円。過去最高の売上高を更新し、クラブとして初めて5億円を突破した。前年度比4218万円の増収となった。売上高の内訳によると、入場料収入や物販・ファンコミュニティ収入の増加に加え、移籍金等収入の増加が増収に寄与した。
引用終わり出典第8期決算報告について新規タブで開きます第8期の売上は、広告収入2億4千3百万円(前期2億4千2百万円、前期比±0%)、入場料収入4897万円(前期4398万円、前期比11.3%増)、物販・ファンコミュニティ収入4534万円(前期3466万円、前期比30%増)、アカデミー収入8133万円(前期7896万円、前期3%増)となりました。全体としては、売上高5億7百万円(前期4億65百万円、前期9%増)、経常利益は458万円(前期経常損失1237万円)、当期純利益は437万円(前期純損失1255万円)となりました。
当期純利益は437万円。前期の赤字から黒字へと転換し、収支は大きく改善した。
引用終わり出典第8期決算報告について新規タブで開きます経営面におきましては、売上はクラブとして初めて5億円を超え、前年比9%成長しており、入場料、物販収入・ファンコミュ収入などの売上項目ではすべての項目で昨シーズンを上回っております。また、最終損益においても437万の黒字で着地をしており、昨年の赤字から1700万円程度収支が改善しております。
純資産額は956万円。黒字計上により増加したものの、依然として規模は小さく、今後も収支の安定化が求められる。
なお、2026特別シーズンのクラブライセンス審査では財務面に特記事項新規タブで開きますが付されており、Jリーグによる継続的なモニタリングが行われている。
今後の見通し
2026年度の予算や決算期の変更については言及がなかった。
クラブは中長期目標として2030年度に売上高10億円の達成を掲げており、現時点では進捗は順調と評価している。一方で、Jリーグ各クラブの成長スピードを踏まえ、さらなる成長の加速が課題として認識されている。
引用終わり出典第8期決算報告について新規タブで開きます2020年に発表しているクラブの中長期計画においては、2030年度での売上10億円を目標として設定しておりますが、4年後の目標達成についての進捗は順調だといえます。一方で昨今のJリーグ各クラブの成長を見ると、もう少しスピードをあげて成長していく必要があるとも感じています。
2026/04/19追記
奈良クラブの濵田満社長は翌4月19日、自身のnoteを更新し、2025年度決算の総括とともに2026/27シーズンに向けたKPIを公表した。
それによると、2026/27シーズンの売上高目標は5億8000万円(25年度比15%増)に設定されている。主な成長施策として、物販および観客動員の強化に注力する方針が示された。
また、現在NPO法人奈良クラブが担っているアカデミーやスクール事業の一部を株式会社奈良クラブへ移管する可能性にも言及。この移管が実施された場合、売上高は6億円規模に達する可能性があるとしている。なお、参考として2024年度における関連法人の営業収益は約6400万円とされている。
これらの施策を通じ、同クラブは売上規模の拡大と収益構造の強化を図る構えである。
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