浦和レッズを運営する浦和レッドダイヤモンズ株式会社は2026年4月27日、2025年度決算(自2025年2月01日、至2026年1月31日)を発表した。

2025年度経営情報の開示について (2026年04月27日)新規タブで開きます
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決算概要
今回発表されたのは損益計算書およびその内訳、貸借対照表。
| 項目 | 数値 | 前年差 |
|---|---|---|
| 売上高 | 113億1000万円 | +10億9900万円 |
| 営業利益 | マイナス▲2億2200万円 | -5億5100万円 |
| 経常利益 | マイナス▲7900万円 | -4億5800万円 |
| 当期純利益 | マイナス▲1億0000万円 | -4億1100万円 |
| 純資産額 | 18億2100万円 | -1億0000万円 |
| リーグ戦平均入場者数 | 37,350人 | -168人 |
| 年間総入場者数 | 729,422人 | +16,570人 |
売上高は113億1000万円となり、過去最高の売上高を更新。また3期連続で売上高が100億円を超えた。前期比では10億9900万円の増収となった。主な要因としては、クラブワールドカップ出場に伴う収入増加が挙げられる。入場料収入は22億1400万円(前期比+2億0200万円)、広告料収入は41億9500万円(前期比+8700万円)となるなど、各収入項目が増加した。
引用終わり出典2025年度経営情報の開示について新規タブで開きます2025年度の事業収入合計につきましては、クラブワールドカップ出場などを主な要因として、前期比+1,099百万円の11,310百万円となりました。これにより、3期連続で10,000百万円を上回るとともに、2023年度に記録した10,384百万円を上回り、過去最高を大きく更新いたしました。当事業収入の内訳につきましては、入場料収入は前期比+202百万円、広告料収入(パートナー協賛金、RBC会費など)は同比+87百万円、グッズ収入は同比+88百万円、その他収入は同比+722百万円と、いずれも前期を上回る結果となりました。
一方で、事業運営費およびチーム運営費を合わせた事業経費につきましても、クラブワールドカップ出場に伴う各運営費用の増加により、前期比+1,524百万円の10,527百万円となりました。営業損失は222百万円、経常損失は79百万円、当期純損失は100百万円となり、最終赤字となるのは2020年度(当期純損失612百万円)以来となります。
なお、クラブワールドカップでの参加賞金は955万ドル(約13億円)とされている。加えて、グループステージでは1勝につき200万ドル、1分けにつき100万ドルの賞金が設定されていたが、浦和レッズはグループステージ3敗で賞金を得ることはできなかった。
引用終わり出典【浦和】2025年決算、クラブW杯賞金は13億円「勝点1獲得できれば黒字だった」。田口誠代表が明かす誤算新規タブで開きますまた、クラブW杯での獲得賞金は、結局、約13億円。当初は報道で80億円、50億円などとも言われていたが、「放映権料の関係であまりうまくいってないということで、私たちも当初からコンサバティブに抑えて見ていましたが、結果的に低い13億円ぐらいになりました」ということだ。
引用終わり出典【浦和】2025年決算、クラブW杯賞金は13億円「勝点1獲得できれば黒字だった」。田口誠代表が明かす誤算新規タブで開きます「一番悔しいのは、グループリーグで勝てれば約3億円、引き分けで約1.5億円の賞金が得られました。“たら・れば”の話になりますが、1試合でも引き分けて1.5億円の収入があれば、黒字決算になっていたというところなので、やはり非常に悔しい思いをしております」
当期純利益は1億0000万円の損失となり、前期比で4億1100万円の減益となった。クラブワールドカップ出場に伴う各種費用の増加が主因であり、営業利益は2億2200万円の損失となっている。
純資産額は18億2100万円となり、前期比で1億0000万円減少したが、依然として一定の水準を維持している。
純資産額が20億円弱、売上規模が100億円を超える中での1億円規模の赤字は、収支としては概ね均衡している水準にあり、単年度の損益のみで評価すべきものではない。むしろ、100億円規模の投資を競技成績へどのように結びつけるか、結びつけるための組織体制が整っているかが、経営上の論点となる。
今後の見通し
2026年度は決算期変更により、2月から6月までの5か月間の変則的な事業年度となる。現時点で具体的な予算数値は示されていないが、クラブは競技面での成果創出に向けた姿勢を強調している。
引用終わり出典今、クラブに求められているものは、ピッチ上での結果を示し、ファン・サポーターの皆様の信頼を取り戻すことであると認識しております【浦和レッズ第35回定時株主総会後会見全文レポ】新規タブで開きますクラブワールドカップという世界最高の舞台に日本のクラブを代表して挑むにあたり、一定の補強や遠征体制の整備を含めて、相応の準備を行うことは必要な判断であったと考えております。一方で、その投資がピッチ上の結果として十分に現れず、ファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様のご期待に応えることができなかったことは、きわめて重く受け止めております。ただし、これまで数年かけて積み上げてきた財務基盤があったからこそ、今回のような挑戦が可能であったことも事実です。今後は投資判断の精度をさらに高めるとともに、ピッチ上の成果に結びつけるため、経営と強化の連動をいっそう徹底してまいります。
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