Jリーグは2026年7月24日、2025年度クラブ決算一覧を公開した。
例年は5月の先行発表で大半のクラブの決算一覧が公開される。しかし今年はシーズン移行に伴い決算期を変更するクラブが存在することから、5月時点では経営情報開示資料(スライド)のみが公開され、決算一覧は公開されていなかった。今回の更新で、後述する6クラブを除く54クラブの決算一覧が公開された。
なお、2025年度の事業年度を13か月以上に延長した6クラブ(札幌、湘南、鳥取、讃岐、高知、北九州)の決算数値は、2026年10月に公開される予定となっている。
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段階的な発表スケジュールは以下の通り。
| 発表時期 | 対象 | クラブ |
|---|---|---|
| 5月(先行発表) | 12月期・1月期決算クラブ、事業年度が5か月間のクラブ | 大半のクラブ、岡山 |
| 7月(追加発表) | 3月期決算クラブ | 柏、 |
| 10月(本発表) | 6月期決算(事業年度が13か月以上)のクラブ | 札幌、湘南、讃岐、高知、鳥取、北九州 |
当サイトの経営情報も、今回公開された内容を反映した。
前年度に債務超過であった5クラブの動向
2024年度決算で債務超過となっていたクラブは、福岡、相模原、高知、鳥取、YS横浜の5クラブであった。
2025年度はクラブライセンス制度における財務基準の特例措置が適用されない年度であり、対象クラブは債務超過を解消する必要があった。各クラブの状況は以下の通り。
| 状態 | 数 | クラブ |
|---|---|---|
| 債務超過解消 | 2 | 福岡、相模原 |
| 未発表(6月決算) | 2 | 高知、鳥取 |
| 不明 | 1 | YS横浜 |
福岡、相模原については、クラブの発表や官報などから、既に債務超過を解消していることが判明していた。
高知、鳥取は事業年度を17か月間とする6月決算へ移行しており、現時点では決算は未公表である。なお、事業年度が13ヶ月以上の場合は、当該事業年度決算(2026年6月期)で債務超過を解消する必要があると考えられる。
YS横浜は2025シーズンからJFLへ降格しているため、Jリーグによる決算一覧には掲載されていない。今後も決算が公開される可能性は低いとみられる。
決算期の変更
今後行われるJリーグのシーズン移行に伴い、多くのクラブが決算期を変更する。一方で、変更後の決算期やその変更方法については、リーグ側が指定することはできず、クラブの自主的な判断に委ねられる。
今回公開された決算一覧では、決算期変更に関して新たに判明した事項があった。
湘南ベルマーレは2025年度を15か月間に
湘南ベルマーレは決算期を3月から6月へ変更し、2025年度を15か月間の事業年度としていたことが判明した。
湘南は、シーズン移行前まで3月決算を採用していた2クラブのうちの1クラブであった。3月決算クラブは例年7月に決算数値が公表されるため、今年5月の先行発表で決算数値が公開されなかったのも同様の理由とみられていた。
今回の発表により、湘南は2025年度を15か月間とする唯一のクラブであることが明らかとなった。
川崎フロンターレは決算期を1月から3月へ変更
川崎フロンターレは決算期を1月から3月へ変更した。
2025年度は12か月間の事業年度とした一方で、2026年度を2か月間の短期事業年度とする方法で決算期を変更している。シーズン移行に伴い、多くのクラブは決算期を6月へ変更するが、3月へ変更することが判明したクラブは川崎が初めてである。
なお、今回の決算一覧では、この2か月間の事業年度に係る決算数値も公開された。ただし、当サイトでは仕様上、この短期事業年度のデータは反映していない。
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