北海道コンサドーレ札幌を運営する株式会社コンサドーレは9月18日、2025-26年度決算(自2025年2月1日、至2026年6月30日)を報道発表した。シーズン移行に伴う決算期の変更により、2025年度と2026年の特別シーズンに対応する半年間を合わせた17ヶ月間の決算となっている。
決算公告は今後クラブ公式サイト新規タブで開きますに掲載される予定。
引用終わり出典コンサ8期連続赤字…関係会社「まちのミライ」社長不正出金で解任新規タブで開きますコンサドーレは18日、札幌市中央区で株主総会を開き、2025年2月~26年6月期の決算を報告した。親会社の石屋製果(同)からの12億5000万円の損失補填を含めて最終利益は約2億3000万円の赤字で、8期連続で最終赤字となった。

コンサ8期連続赤字…関係会社「まちのミライ」社長不正出金で解任 (2026年9月18日)新規タブで開きます
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決算概要
今回発表されたのは損益計算書および売上高の内訳。17ヶ月間の決算であることから、2025年度と2026年の特別シーズンに対応する半年間を合わせた決算となっている。
| 項目 | 数値 | 前年差 |
|---|---|---|
| 売上高 | 56億8000万円 | |
| 営業利益 | マイナス▲13億9200万円 | |
| 経常利益 | マイナス▲12億6000万円 | |
| 当期純利益 | マイナス▲2億3100万円 | |
| 純資産額 | 1億0000万円 | -2億3100万円 |
| リーグ戦平均入場者数(25) | 14,470人 | -2,616人 |
| リーグ戦平均入場者数(26) | 10,239人 | -4,231人 |
| 年間総入場者数 | 367,082人 |
引用終わり出典コンサドーレが定時株主総会で約2億3千万円の純損失計上 石屋製菓の損失補填で債務超過は回避新規タブで開きます広告料収入はオフィシャルトップパートナーを中心とした支援継続や、協賛企業数の増加といったプラス要素もあって27億4281万7000円。一方、対象期間の延伸に伴うチーム人件費や遠征費、試合運営費の増加もあり、経常損失は12億5976万2千円を計上した。これに対して親会社である石屋製菓が12億5000万円の損失補填を行って最終損益の改善を図った結果、純資産合計は1億18万6000円となり、債務超過への転落は回避した。
売上高は56億8000万円となった。J2降格の影響により12ヶ月換算では大幅な減収ペースとなった。
シーズン移行に伴う決算期間の延伸によってチーム人件費、遠征費、試合運営費などが増加。これにより営業損失13億9200万円、経常損失12億6000万円と大幅に収支が悪化した。
経常損失12億6000万円に対して、親会社である石屋製菓が12億5000万円の損失補填を行ったことで、最終損益は2億3100万円の赤字に圧縮された。
純資産額は1億0000万円となり債務超過を回避した。
決算期変更とクラブライセンス
北海道コンサドーレ札幌は、Jリーグのシーズン移行に伴う決算期変更によって、2025年2月から2026年6月までの17ヶ月間を1事業年度としている。
シーズン移行に伴うクラブライセンス制度の特例措置新規タブで開きますでは、26特別シーズンと2026/27シーズンに対応する年度について、債務超過および3期連続赤字がライセンス交付の判定対象とされない。
一方、17ヶ月決算を採用するクラブについては明言されていないものの、2026年6月期の債務超過回避が必須であると考えられている。
関連記事: 2026/27シーズンクラブライセンス判定 プレビュー 財務基準編
今回、北海道コンサドーレ札幌は12億5000万円の損失補填によって債務超過を回避した。損失補填による債務超過の回避には、こうしたクラブライセンス制度上の財務基準をめぐる背景があったものと考えられる。
経緯
北海道コンサドーレ札幌は2024シーズンのJ2降格を受けて経営体制を変更している。筆頭株主だった石屋製菓が2025年1月に新たに親会社となり新規タブで開きます、持株比率は60.6%となった。石屋製菓の石水創社長が北海道コンサドーレ札幌の代表取締役社長に就任新規タブで開きますし、三上大勝氏との共同代表取締役体制となった。その後、三上氏は2025年3月に代表取締役を退任新規タブで開きますし、4月の定時株主総会を最後にクラブを離れている。
2025年4月の報道
出典【札幌】24年度純損失2億7200万円超で7期連続赤字…25年度も赤字の見込み新規タブで開きます25年度は約4億4000万円の純損失が予想されており、8期連続赤字となる可能性が高い。シーズン移行もあり、17カ月間となる26年6月期決算が検討されている。石水創社長(43)は「今期については、私が社長に就任する前に組まれた予算なので、見直しが必要。ここから改革してどこまで削っていけるかというところが大事」と、純損失は減らすつもりだ。
今回の17ヶ月決算については、2025年4月の時点で方針が示されており、当初は約4億4000万円の赤字予算が組まれていた新規タブで開きます。この予算は石水氏の社長就任前に策定されたもので、石水氏は見直しが必要との認識を示していた。一方で、1年でのJ1復帰を目指すため、J2トップクラスとされていた強化費については削減しない方針を示していた。
2025年9月の報道
出典J2札幌 石水創代表取締役社長単独インタビュー…8月の指揮官交代に「後悔なし」1年でのJ1復帰へ「必ず結果はついてくる」新規タブで開きます僕が考えるのは強化よりも経営のところ。7期連続の赤字で、今年もたぶん終わった段階で7~8億くらいの赤字が出る。そもそも予算を組む段階で3億赤字みたいな、経営が全然なってないというところがあった。本来であれば50億の売り上げをつくり、移籍金なども6億入って、絶対に黒字を出さないといけなかったが赤字が出てしまった。
2025年10月の報道
出典コンサドーレ J2降格で売上高大幅減、運営費も足かせに 赤字10億円超の試算新規タブで開きますJ2札幌の運営会社コンサドーレが14日、2026年1月末時点で10億円超の純損失が見込まれると発表し、クラブ財政が危機的な状況なのが明らかになった。J2降格で売上高が大幅に減った中で、選手の総年俸や大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)の使用料などはJ1時代と同じかそれ以上で、来年6月期の債務超過が危惧される事態になった。親会社の石屋製菓(札幌)などが増資をして、窮地をしのぐとみられるが、高コスト体質を改善しなければ、持続可能なクラブ運営にはなり得ない。
その後、2025年9月には2026年1月末までの赤字幅が7億円から8億円程度に膨らむ見通しが示され新規タブで開きます、翌10月には10億円を超える試算が公表された新規タブで開きます。
2026年1月の報道
出典コンサドーレ赤字17億円 債務超過回避へ収益15億円計上方針も確保策示さず新規タブで開きますJ2札幌の運営会社コンサドーレは20日、2026年6月期の営業赤字が約17億円になるとの見通しを示した。債務超過を回避するため、約15億円の営業外収益を計上する方針で、収益をどのように確保するかなどの詳細は明らかにしなかった。
同日にオンラインなどで行われた株主報告会で、J2に降格した26年6月期(17カ月決算)の売上高は約56億円で、12カ月決算だった25年1月期の約52億円から微増にとどまると報告した。営業赤字約17億円に対し、前期末の純資産は3億3千万円で、債務超過を避けるために約15億円を計上する。
さらに2026年1月には2026年6月期の営業赤字が17億円に膨らむ見通し新規タブで開きますが報じられ、債務超過を回避するため約15億円の収益を計上する方針が示されていた。
年度内に想定される赤字幅が当初予算から拡大していった経緯について、その要因が石水氏の就任前に策定された予算にあったのか、あるいは年度内に想定外の支出が増加したことによるものなのかは、明らかになっていない。
2026/27年度予算
引用終わり出典コンサ8期連続赤字…関係会社「まちのミライ」社長不正出金で解任新規タブで開きますコンサドーレは今期(27年6月期)の事業計画も発表。通期見通しでは最終赤字となるものの2000万円に圧縮される見込み。収益性向上やコスト削減を図り、財務体質を改善し、Jリーグライセンス交付条件の維持のため、早期の赤字脱却を目指す。
2026/27年度は、最終損益2000万円の赤字を見込んでいる。前年度の最終損失2億3100万円からは赤字幅を縮小する計画となっており、収益性の向上やコスト削減によって財務体質の改善を図り、Jリーグのクラブライセンス交付条件を維持しながら早期の赤字脱却を目指すとしている。
一方で、報道では来期も石屋製菓による損失補填を行う見込み新規タブで開きますとされている。
また、今回の決算発表と同時に、関係会社である「まちのミライ新規タブで開きます」の代表取締役社長、菅井研氏の解任も発表された新規タブで開きます。同氏については、個人の口座などへの不正出金があったとしており、クラブは刑事告発を含めた法的措置を検討している。
リンク

決算情報新規タブで開きます
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報道

コンサ8期連続赤字…関係会社「まちのミライ」社長不正出金で解任 (2026年9月18日)新規タブで開きます
www.yomiuri.co.jp

コンサドーレが定時株主総会で約2億3千万円の純損失計上 石屋製菓の損失補填で債務超過は回避 (2026年9月18日)新規タブで開きます
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これまでの報道

【札幌】24年度純損失2億7200万円超で7期連続赤字…25年度も赤字の見込み (2025年4月24日)新規タブで開きます
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コンサドーレ 10億円超赤字の試算 8期連続不可避 J2降格で観客動員数減、広告収入や協賛金も目減り (2025年10月14日)新規タブで開きます
www.hokkaido-np.co.jp

コンサドーレ J2降格で売上高大幅減、運営費も足かせに 赤字10億円超の試算 (2025年10月15日)新規タブで開きます
www.hokkaido-np.co.jp

コンサドーレ赤字17億円 債務超過回避へ収益15億円計上方針も確保策示さず (2026年1月21日)新規タブで開きます
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まちのミライ

まちのミライ新規タブで開きます
machinomirai.co.jp

まちのミライ代表取締役社長の解任について (2026年9月18日)新規タブで開きます
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