徳島ヴォルティスを運営する徳島ヴォルティス株式会社は2026年9月25日、2026年度決算(自2026年2月1日、至2026年6月30日)を発表した。
引用終わり出典ヴォルティス 秋春制移行期 2~6月決算 1億7281万円の黒字新規タブで開きますJ2徳島ヴォルティスは25日、Jリーグの秋春制への移行に伴う2~6月の変則的な5カ月間の決算を明らかにし、純利益は1億7281万円で黒字だった。同時期に行われたJ2・J3百年構想リーグは昇降格のない特別大会だったが、J2リーグ戦と同様の広告料や入場料の収入を得られたのが理由。この日、板野町文化の館で株主総会を開いて報告し、承認された。

ヴォルティス 秋春制移行期 2~6月決算 1億7281万円の黒字 (2026年9月26日)新規タブで開きます
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決算概要
今回発表されたのは損益計算書およびその内訳。2026年度は決算期変更に伴い、2026年2月1日から6月30日までの5ヶ月間が対象となっている。
| 項目 | 数値 | 前年差 |
|---|---|---|
| 売上高 | 12億0907万円 | |
| 営業利益 | 1億8955万円 | |
| 当期純利益 | 1億7281万円 | |
| 純資産額(推定) | 13億9455万円 | +1億8955万円 |
| リーグ戦平均入場者数 | 6,323人 | -891人 |
| 総入場者数 | 62,790人 |
売上高
営業収入は12億907万円となった(25年度: 21億8800万円)。5ヶ月間の実績を単純に12ヶ月換算すると前年度を上回る水準となる。ただし、決算期間やシーズン移行に伴う開催日程が異なるため、単純換算した数値を実際の年間売上高と同一視することはできない。
売上高のうち、広告料収入は8億922万円、入場料収入は7847万円となった。
クラブは秋春制への移行期にあたることから、広告料や入場料収入がそれほど入らないと見込んでいたが、2025年J2シーズンでJ1昇格プレーオフ決勝まで勝ち上がったことなどが影響し、いずれも当初の想定を上回ったという。
営業費用は10億1952万円で、このうちチーム人件費は5億5566万円となった。チーム人件費は予算を約4000万円上回った。
2026/27シーズンの新戦力として北村海チディ選手、稲見哲行選手、吉本岳史監督、立田将大コーチを獲得しており、これらの選手・指導者については2026年6月から契約を結んだことから、移籍金の支払いなど1億4800万円を今回の5ヶ月間の決算に計上したと報じられている。
営業利益は1億8955万円、当期純利益は1億7281万円となった。
2025年度末の純資産額に当期純利益を加算すると、2026年6月期の純資産額は13億9455万円と推定される。
徳島ヴォルティスの岸田一宏社長は、収入が見込みより増加したことなどを踏まえ、「収入も見込みより増え、黒字経営ができ、順調だった」と総括した。
カカ選手の移籍金未払い問題
今回の株主総会と同じ9月25日、徳島ヴォルティスは、2024シーズンまで所属していたカカ選手のコリンチャンスへの完全移籍に伴う移籍金について、FIFAおよびCASにおける係争の経過を公表した。
カカ選手は2023シーズン途中からコリンチャンスに期限付き移籍していたが、契約期間中に完全移籍へ移行する条件を満たしたため、コリンチャンスへの完全移籍が決定していた。一方、完全移籍に関わる移籍金が未払いの状態となっていた。
徳島ヴォルティスは2026年4月3日にFIFAへ提訴し、5月26日にFIFAが徳島側の主張をほぼ全面的に認め、コリンチャンスに支払いを命じる裁定を下した。その後、コリンチャンスが7月24日にCASへ上告し、9月25日時点ではCASで審理が続いている。
引用終わり出典コリンチャンスに対するカカ選手の移籍に関するFIFAへの提訴について(続報)新規タブで開きます徳島ヴォルティスは、2026年4月3日(金)にFIFAに対してコリンチャンスを提訴いたしました。
その後、5月26日(火)に、FIFAがほぼ全面的に徳島ヴォルティスの主張を認める形で、コリンチャンスに支払いを命じる裁定を下しております。この裁定を受けて、コリンチャンスは7月24日(金)に上級審であるCAS(スポーツ仲裁裁判所)に上告をしており、現在はCASにおいて審理されている状況です。
徳島ヴォルティスは、カカ選手の完全移籍に伴う移籍金をすでに2024年度の売上として計上している。
そのため、今後未払いとなっている移籍金が支払われた場合、移籍金そのものを改めて売上高として計上するのではなく、すでに計上されている債権の回収として処理されると考えられる。
また、外貨建ての移籍金については、計上時点と決済時点の為替レートの変動によって円換算額に差額が生じる可能性があり、その差額が当期の為替差損益等として損益に影響する可能性がある。
なお、9月25日時点ではCASでの審理が継続しており、未払いとなっている移籍金が実際にいつ支払われるかは明らかになっていない。
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