カマタマーレ讃岐を運営する株式会社カマタマーレ讃岐は2026年9月24日、2025-26年度決算(自2025年2月1日、至2026年6月30日)を発表した。シーズン移行に伴い、第19期から決算期を6月に変更したため、2025年度と2026特別シーズンに対応する17ヶ月間を1事業年度としている。
引用終わり出典【お知らせ】第19期決算公告および役員選任のお知らせ新規タブで開きます本日、9月24日(木)に開催された定時株主総会および取締役会において、第19期決算および役員選任が承認されましたので、お知らせします。
なお、シーズン移行に伴い、第19期より決算期が6月に変更となりましたことも併せてお知らせします。

【お知らせ】第19期決算公告および役員選任のお知らせ (2026年09月24日)新規タブで開きます
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決算概要
今回発表されたのは損益計算書および貸借対照表。決算期間が17ヶ月間となっているため、前期との単純比較には注意が必要となる。
| 項目 | 数値 | 前年差 |
|---|---|---|
| 売上高 | 8億0100万円 | |
| 営業利益 | マイナス▲1億9600万円 | |
| 経常利益 | マイナス▲1億9600万円 | |
| 当期純利益 | マイナス▲1億6800万円 | |
| 純資産額 | 300万円 | -2400万円 |
| リーグ戦平均入場者数(25) | 2,203人 | +254人 |
| リーグ戦平均入場者数(26) | 2,892人 | +689人 |
| 期間総入場者数 | 94,582人 |
売上高は8億0100万円となった(24年度:4億4300万円)。17ヶ月間の決算であるため前期との単純比較はできないが、12ヶ月換算では増収傾向といえる。
引用終わり出典【お知らせ】第19期決算公告および役員選任のお知らせ新規タブで開きます収入面では、スポンサー収入を中心に、入場料収入や物販収入などクラブの主要な事業収入が堅調に推移し、全体として収入基盤の拡大が進みました。特にスポンサー収入については、決算期間の違いを考慮しても前期を大きく上回る水準となり、当期の収入を牽引する結果となりました。
売上高の内訳は、スポンサー収入が4億1000万円、入場料収入が8300万円、配分金が5300万円、移籍補償金等収入が500万円、アカデミー関連収入が7800万円、物販収入が5800万円、その他収入が1億1200万円となった。
引用終わり出典【お知らせ】第19期決算公告および役員選任のお知らせ新規タブで開きます経費面では、トップチーム及びアカデミーに関連する費用が大きな割合を占めています。当期においては特にアカデミーの経費が大幅に増加しており、収入が拡大する一方で、事業コストの増加が利益確保の面で課題となりました。ただし、トップチーム人件費及び関連費用への支出については、単純なコスト削減のみを目的とするのではなく、競技成績、観客動員、スポンサー価値等への影響を踏まえながら、クラブの事業規模に見合った適正な投資水準を検討していく必要があります。
一方、営業費用は9億9800万円となり、営業損失は1億9600万円、経常損失1億9600万円、当期純損失は1億6800万円となった。
今回の決算では経常赤字が7期連続となった。2023年度は宝山湖ボールパーク整備に関する企業版ふるさと納税を原資とする補助金収入によって黒字決算となっているものの、継続的に利益を確保することが難しい状況が続いている。
純資産額は300万円となり、前期から2400万円減少した。当期純損失が発生した一方、貸借対照表からは年度内に1億4400万円規模の増資を実施したとみられる。
クラブは2025年11月に増資の公募を発表しており、その際に示された募集規模は5000万円だった。このため、今回の貸借対照表から読み取れる増資額との差から、別途1億円近い規模の増資が行われたことになる。
決算期変更とクラブライセンス
シーズン移行に伴うクラブライセンス制度の特例措置新規タブで開きますでは、26特別シーズンと2026/27シーズンに対応する年度について、債務超過および3期連続赤字がライセンス交付の判定対象とされない。
一方、17ヶ月決算を採用するクラブについては明言されていないものの、2026年6月期の債務超過回避が必須であると考えられている。
関連記事: 2026/27シーズンクラブライセンス判定 プレビュー 財務基準編
そのため、今回の決算で1億4400万円規模の増資を実施し、純資産額を300万円として債務超過を回避したことは、クラブライセンス維持の観点からも重要な意味を持つものと考えられる。
なお、2025年4月に発表された2024年度決算では、2025年度を2026年1月期として予算を示していた。その後、決算期を6月に変更して17ヶ月決算へ移行していることから、年度内のどこかの時点で決算期変更が決定されたとみられる。
今後の見通し
引用終わり出典【お知らせ】第19期決算公告および役員選任のお知らせ新規タブで開きます当期の損益全体を見ると、収入の拡大が進んだものの、それに伴う事業コストの負担が大きく、十分な利益を確保できる収益構造には至りませんでした。特に、売上から事業運営に直接必要となる費用を差し引いた段階で十分な利益を確保できておらず、これが営業損失につながる大きな要因となっています。ただし、決算期間の違いを考慮して事業の推移を見ると、主要な収入項目は前期から成長しており、営業損失についても月次ベースでは改善傾向が見られます。このことから、クラブの収益力そのものには一定の改善が見られる一方、その成長を最終的な利益につなげるためのコスト管理が今後の重要な課題であると認識しています。
今後については、スポンサー収入をはじめとする既存収入の維持・拡大に加え、入場料収入、物販収入、アカデミー収入などの自主事業収入をさらに強化してまいります。同時に、トップチーム及びアカデミー関連の費用を中心として各事業の費用対効果を検証し、競技力やクラブの成長に必要な投資を確保しながら、事業規模に応じた適正なコスト管理を進めてまいります。
当期は引き続き営業損失を計上する結果となりましたが、スポンサー、興行、物販など主要事業における収入拡大や経営効率の改善など、今後の収益改善につながる動きも見られています。これらの成果を継続的な成長につなげるとともに、各事業の採算性をより明確にし、収入拡大とコスト適正化の両面から収益構造の改善を進め、早期の黒字化と持続可能なクラブ経営の実現を目指してまいります。
2026/27年度については具体的な数値目標が明かされていないが、収支の改善が重要な経営課題となる。クラブは、収入の拡大を図るとともに、競技力やクラブの成長に必要な投資を確保しながら、事業規模に応じた適正なコスト管理を行うことで、収支の改善に努めるという。
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